大宰府観世音寺

その678


福岡県に住んでいながら大宰府観世音寺に行ったことがありませんでした。

6月22日。 大宰府政庁跡と展示館を見学した後に、歩いて5分ほどの観世音寺に行きました。

お寺のリーフレットによれば、完成は686年ごろにですが、鑑真和尚の来日で、東大寺(754年)、下野薬師寺

ともに761年に観世音寺三戒壇となったのです。 当時は戒壇前の儀式でなければモグリの坊さんでしょう。

ここの梵鐘は、日本最古で国宝で、宝蔵入場券には681年と書いてありますが、ネットでは698年と出ています。


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      まずは戒壇院に参拝。

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      戒壇院には鑑真和尚が中国から請来したと伝わる菩提樹の大木が。


菩提樹の横を歩いて本堂へ向かいます。 カメラでアオバズクを観察しておられる方がおられました。

境内にはクスの大木がたくさんあり、アオバズクも安心して住めるのでしょう。


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      帰宅してネットで色々調べると、日本最古の梵鐘で、京都の妙心寺と兄弟鐘とのこと。


500円納めて、宝蔵に入り、ありがたい16体の仏像を拝見しました。 一人でしたが、解説が流れていました。


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      写真は不可。5メートルもの立像が並んでいます。

九国博物館、大宰府天満宮、政庁跡、資料館そして観世音寺を訪れて、充実した一日でした。