椿の源平咲き

その644

ソメイヨシノの開花と前後して、花桃も楽しみですが、花桃は、同じ木に赤と白に咲き分ける源平咲きが、

おもしろく毎年楽しみにしています。平氏赤旗と源氏の白旗になぞらえた呼び方もゆかしくて結構です。


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      広辞苑にも、源平桃 という項目で、赤と白に咲き分ける、さきわけもも 日月桃 と出ています。


しかし、よくよく考えれば、椿の花も源平咲きは、珍しくないことに気づきました。

毎年、隣の敷地に咲いているのを見ていたのです。


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赤、白、それに赤が混ざった白の花もあります。「よし。いいぞ」 と言いたくなります。


以前は、椿は赤の花しか印象になく、格別好きではなかったのですが、、神々しさを感じる白、白にほんのり

ピンクや赤の混じったもの、また可愛いピンクの花を見ているうちに、バラの花よりも好きになりました。

今更ながら、何度か欧米人から質問された、「西洋はバラ、中国は牡丹、日本は椿?」 という奇妙に感じた

比較も今では納得できます。 椿は学名、カメリア・ジャポニカというそうですから。