その578
7月29日朝6時15分。 平尾台自然観察センター前の駐車場からいつものように電波塔まで往復です。
バイクは何台か止まっていますが車はありません。 日が射してなく風が涼しくて結構です。
モズの高い鳴き声を聞き、秋を一瞬思い、姿は見えませんがアオゲラも鳴きながら飛んでいます。
ペットボトルの水500ミリを持って歩きます。 ソウシチョウ、ウグイス、ヒバリなどの声もずっと聞こえます。
途中、茶ヶ床園地には5台くらい駐車していました。 この時間ならば散策か写真を撮る人でしょう。
6時半過ぎで、まだ霞んでいますが、空気が潤っている感じで好い気分です。
舗装された道路脇でたくさん見かけたカワラナデシコ。
キキョウもポツポツ咲いていました。
一番目を引くのは、このコオニユリですが、これもよく見かけました。
茶が床園地を過ぎて、上り坂に差し掛かると、戻ってくるご年配のご夫婦とすれ違いましたが、
先を見ても無人です。早速、Tシャツを脱いで上半身裸で歩きました。 これが実に気持ちいいのです。
先々週の土曜日の朝も、帰路は汗ぐっしょりで途中まで同様の姿で歩きましたが、今回は汗をかく前です。
人がいれば、このようなはしたない姿は厳禁ですが、見渡す限り無人であれば、脱いでしまします。
電波塔の近くで、ご年配のご婦人単独の姿が見えましたので、慌ててシャツを着ましたが、すれ違う時に
「おはようございます。ご無礼しました」 と言えば、笑いながら手を振って、「大丈夫ですよ」 との返答です。
電波塔近くのお気に入りの景色。7時くらいでまだ霞んでいます。
日が射してきましたが、少し走ろうかと思い、帰路は土の道を進みました。
この道を走ります。ズボンの裾と、登山靴が露で濡れるのは仕方ありません。
シャツは着ていますが、少しマムシが心配です。起伏のある道を5分くらいは走って息が上がりました。
鬼の唐手岩を見ながら、滝の流れの音に耳を傾けます。キジが鳴きながら飛んでいました。
広谷湿原を通り、また舗装された道に戻り、おとなしくシャツを着てまた鳥の声を聴きながら戻りました。
車に戻れば、8時15分。出発して2時間です。 車が数台。バイクは10数台止まっていました。
また早朝(人もいなくて涼しいので)、どこかで上半身裸で歩きたい・・と思いました。