長崎歴史文化博物館 1

その546


旅行で博物館、美術館を訪れるのは、私の大きな目的なのですが、この長崎歴史文化博物館

「来て良かった!」 と、大満足の博物館です。 600円(JAF割480円)で、駐車場も割引してくれます。

12年前に、大枚80億をかけて黒川紀章の設計だと、係りの人に聞きました。

この博物館は、歴史文化展示ゾーンと長崎奉行所ゾーンに分かれていますが、今回は奉行所のご紹介を。

4月15日から6月25日まではジブリの大博覧会が開催なのですが、私はその直前の平日に行ったので、

来場者も少なく、特にこの奉行所ゾーンは誰もいない状態でした。


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貿易船が運んできた積荷を検分。この部屋で外国人とも面会したとのこと


長い廊下を歩き、広い座敷を見ながら、3月にも行った佐賀城本丸歴史館、今は見られない熊本城

本丸御殿、あるいは飛騨の高山陣屋などを思い出しました。

興味深い展示が多すぎて紹介できませんが、キリシタン取締りの資料、犯罪の記録(犯科帳)なども、

じっくり見れば結構な時間が過ぎます。映像での説明は分かりやすいと思いました。

私が一番、興味を持ったのが、長崎奉行の報酬です。これが驚くべき収入なのです。

歴代の奉行の中には、有名な遠山の金さんのお父さんも長崎奉行だったという説明もありました。


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      一番上1639年には現在の価値で8000万円が、1865年はなんだかんだで6億円以上。

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      さらに莫大な副収入が。 書いていませんが、ワイロもあったと推測しますね。


先に歴史文化展示ゾーンを見て、この長崎奉行所ゾーンを見たのですが、外観を見るために外に出ました。

敷地の外に出て、少し、坂を登れば公園や小さな動物園があり、付近を散策しました。

メインの歴史文化展示ゾーンは次回に。