その421
江戸時代に禅海というお坊さんが、岩を削ってトンネルを掘って民の通行を安全にしたというのです。
昔の教科書に載っていたそうで、またこの話を基にした菊池寛の小説でも知られています。
ネット検索すれば、この坊さんは募金活動に専念したとか、通行料で裕福になったなど多くの話が見られます。
この付近は何度も通ってますが、青の洞門に来たのは20数年ぶりだと思います。
紅葉の時期は大混雑でしょうが、広い駐車場、観光客用の店も多く快適な場所です
何となく現代的な像。トンネルの中にも禅海像がありました。
これは自動車のために作られたトンネルで、当時のトンネルは一部残って見られます。
トンネルの裏の山は、崖っプチ探検コースという修験道のコースのようで面白そうです
知人いわくAコースでも、1時間くらいでもいけるそうです。
禅海さんがトンネルを作る前は、この探索コースを通っていたのか、それならば川を通行すれば・・などと
ぼんやり考えましたが、見どころの多い中津周辺の中でも一度は寄りたい場所です。
近くの羅漢寺も禅海さんゆかりの結構なお寺だそうです。
ここをスタートするような耶馬溪は紅葉の時期は大変な混雑ですが、人気のある観光地です。