英彦山山頂に登る

その386

4月6日。英彦山に行きました。 途中、車中から山に広がる桜を楽しめますが、残念ながら駐車できません。

車道横にも、ソメイヨシノはまったくないようで、おそらくヤマザクラなどのようで、これも味わいがあります。

別所駐車場から出発で、山頂まで大体1時間で、いつも着きますので、登山と言うよりも散策気分です。

水を入れたペットボトルだけを持って、横着をして登山靴に履き替えずに、13時5分に出発です。


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      多くのコースがありますが、今回は、奉幣殿から真っ直ぐに山頂に向かいます。

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     13時過ぎ。駐車場はガラガラです。 おそらくヤマザクラでしょうが満開です。気温18度。


3分くらい歩くと、登山スタイルのご年配の西洋人のご夫婦?に会いました。

スイスからの旅行者で下山したばかりみたいで、大変に面白かったと笑顔です。3ヶ月の旅行で、日本各地の

山を巡っているようでした。 好感を抱き、予定を変更して、希望の場所まで車に乗せようかとも考えました。

この方々は、日常会話がフランス語とのことで、最後に 「ボン・ボヤージ」 と言えば、一層笑顔になり、

「メウシー(こう聞こえます)」 と返答。 ドイツ語で 「グーテ・ライゼ」 ならば、「ダンケ」 と必ず返されます。

このようなマナーや習慣は、是非、見習いたいものです。 挨拶や笑顔を惜しむ西洋人は例外なのです。

愛想のない日本人や中国、韓国人を見るたびに どうしても人間的に下劣に感じて残念に思うのです。



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      奉幣殿に登る途中、振り返る。少し急な石段。白いミツマタの花がたくさん咲いていました。


奉幣殿の前には、10人くらいの参拝者や旅行者がいました。ここまでは休まなければ10分で到着です。

ここから山頂まで2.2キロですが、道に迷うことはありません。鎖をつかんで登るところもありますが。



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     このような道もありますが、まずコースを間違うことはありません。

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      山頂に近づくと、樹皮や枝のない木が目に付きます。鹿に食べられて伸びた木々でしょう。

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     山頂付近で振り返ります。

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      標高1200mの山頂。 14時過ぎ、気温は13度でした。


奉幣殿からは、少し、ペースをあげて歩き、山頂までに4組の人とすれ違いました。中高年の方ばかりです。 

14時10分に到着ですから、いつものように一時間です。疲れもあまりなく、体力に不安を感じず満足です。

山頂には男性が一人いました。ここにはトイレ、いくつかのベンチもありますが、水はなく手は洗えません。


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      山頂の小屋から南を見れば、白い花が見えます。おそらくコブシか木蓮ではないでしょうか?


14時15分に下山開始して、平地は小走りです。 奉幣殿に着く10分くらい前に一人で登っている

中学生くらいの女の子にすれ違いましたので、大丈夫かと声をかければ、笑顔で登っていきました。

奉幣殿で、この女の子の親御さん?から、声をかけられたので、会話した内容などを話しました。

14時50分に駐車場に戻りました。 往復2時間もかからなかったので、 ヨシヨシ と思いました。



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     駐車場の桜。 当然ですが気温が少し低いので、今が満開を向かえるような感じです。


すっかり、いい気分で桜の花を眺めながら、汗を拭いていると、ご年配のご夫婦に話しかけられました。

大変に花好きで、桜の名所の話で盛り上がりましたが、西行在原業平が詠んだ桜はソメイヨシノではなく、

ヤマザクラだろうから・・などの話には興味がなさそうなので、会話をやめにして車に乗り込みました。

帰りにふと、しゃくなげ荘で温泉に入ろうか と考えましたが、少し車が多かったので、寄りませんでした。

少しムシャクシャして衝動的に英彦山に登りましたが、体力の充実と予想外のアレコレで楽しい散策でした。



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      しゃくなげ荘を左に曲がって少し進んだところに、真っ白な見事な桜があり、見とれました。