その368
散策中、春が来たな・・と感じることは、見て、聞いて、匂って・・と、様々でしょう。
見ることは、菜の花や梅や桜などでしょうが、匂い(臭い)は何といっても、ヒサカキの悪臭です。
3月から4月に山などを散策中、ガスやビニールのような何ともいえない臭いに気づいた経験はありませんか?
この場合、おそらくヒサカキの花の臭いでしょう。 私にとってこれこそ春を感じる瞬間なのです。
友人、知人にこの話や悪臭を説明すると、いやな顔をされますが、散策好きな人には何度か賛同されました。
また春の声はウグイスやヒバリのさえずりよりも、タゴガエルの鳴き声です。
場所は、天狗岩へ向かう途中の竹やぶ前の岩からの流れ です。
一ヶ月くらい前に野焼きをしたのですが、それから初めて来ました
写真正面の天狗岩を目指して歩きます
千仏鍾乳洞の手前、ここを左に曲がって登ります。標識はないので注意です。
竹やぶの手前の岩からの小さな水流付近で大合唱です
すぐ竹やぶになってここを進むと天狗岩あるいは行橋へ通じる道にでるそうです。
タゴガエルは、なかなか姿を見ることはできませんが、グワッ、グフ というような何ともいえない声で、
鳴き交わしています。 時々、空腹でお腹がなるような音も聞こえます。 よしよし。
声のする場所に5分くらいしゃがんで、顔を近づけていたら、体の一部を見ることができました。
平日でだれも来ないからいいようなものの、知らない人が見たら、驚かれるような光景でしょう。
警察沙汰になった場合、このブログを見せて、「あぶないおじさんじゃないよ」 というつもりです。
せっかくですから、天狗岩経由で、2時間くらい歩き回りました。 汗ぐっしょりです。
天狗岩などの写真や地図は、その237に添付しましたので、今回は割愛します。