下関の角島大橋は晴れた日に行くべきですが、6月17日は曇りで時々薄日が
差す感じでした。11時半くらいに着いたのですが、やはり海の色が冴えません。
島に渡って放牧中の牛を見に行ったのですが見かけませんでした。
おおはま食事処に行くと結構なお客さんがいました。
ご年配のご夫婦が食べておられたアラ炊き定食(800円)もおいしそうでしたが
ついつい海鮮丼(2000円)を注文します。私には酢飯でないのが不満ですが、
魚は大変おいしく、特に鰻がまさにとろけるような味わいでした。
下関には小野小町の墓があるのですが、昼食後、長門市の楊貴妃の墓を目指しました。
真言宗龍伏山二尊院というお寺で、楊貴妃の享年38歳にちなんだ3.8mの
像がありました。楊貴妃が流れ着いたことはともかく、土井ヶ浜遺跡の人骨が
中国山東省との関係が言われていますので。トイレの表示が中国語には笑いました。
角島から車で40分くらいだったと思いますが、この近くのアジサイで有名な向徳寺
というお寺に行ってみました。約3000株だそうですが境内びっしりの見事な
状態でお墓の間にも満開のアジサイでした。
ここから半島の先端俵島の写真を見て行ってみたくなったので足を延ばしました。
道が狭く不安になりながら進みました。下まで降りようかと思いましたが、島への
道が水没していましたので断念しました。角島大橋が見えて嬉しくなります。
帰りにまた角島大橋に行ってみました。日は差していましたが、午後のためか
いつものように青、緑の海という感じではありませんでした。周囲の観光客は
喜んでいましたが、「本当はもっとすごいんだぞ」と心の中で叫びました。